Figmaの料金体系と4つのプランを徹底解説！最適なプランの選び方や支払いコストを抑える方法も

Figmaは無料で始められるとはいえ、プランの違いやコスト感がつかめず、選び方に迷う方も多いと思います。実際、以下のような疑問を感じていませんか？

• Figmaの有料と無料の違いってなに？
• Figmaの月額料金はいくら？
• 有料プランでできることは？

そこで本記事では、Figmaの全プランを徹底比較し、「どのプランがどのユーザーに向いているか」をわかりやすく解説します。さらに、支払い時の手数料を抑えるテクニックや、他ツールとの比較表も掲載しているので、Figmaの導入を少しでも検討している方は、ぜひ最後までご覧ください！

目次🔖
Figmaとは Figmaの料金体系：プランの金額と特徴 どのプランがビジネスに最適かを選ぶ方法 Figmaの料金支払い方法は？ Figma料金支払いは日本円にも対応！でもコストを抑えたいならWise Figma・Marvel・Canvaの料金比較 まとめ Figmaの料金に関するよくある質問

Figmaとは

Figma（フィグマ）は、デザインから開発までのプロセスを1つのプラットフォーム上で完結できるクラウド型のデザインツールです。ブラウザさえあれば、ソフトのインストールは不要で、誰でもすぐに使い始められます。¹

最大の特徴は、複数人で同時に編集・コメントができる共同作業機能です。デザイナーやエンジニアだけでなく、マーケターやプロジェクトマネージャーなど、あらゆる職種の人が1つのファイル上で操作可能です。

Figmaの主な機能は、以下の通り。

• UI／UXデザイン：画面設計やプロトタイピングを、視覚的にわかりやすく進められる。AIを活用したモックアップ作成やオートレイアウト機能で、作業効率が大幅に向上。
• ワイヤーフレーム・図表作成：アイデアを素早く形にするためのテンプレートやパーツが充実しており、戦略策定やマインドマップの作成にも適している。
• 開発モード（Dev Mode）：開発者はデザインファイルから直接コード情報を確認可能。バージョン管理や変更履歴の追跡もできる。
• プレゼンテーションやホワイトボードとしての活用：FigJamやSlidesを使えば、チームでのブレインストーミングや社内共有も容易。

Figmaの料金体系：プランの金額と特徴

「Figmaの料金体系がわかりにくい」と感じている人も多いはず。その原因はプランが4つ存在し、使用するシートによっても価格が異なることにあります。そこで、それぞれの月額料金と主な機能、どんな人に向いているのかを簡潔にまとめました。²

	スターター	プロフェッショナル	ビジネス	エンタープライズ
月額料金 \ （年契約）	無料	コラボ：¥450 Dev：¥1,800 フル：¥2,400	コラボ：¥750 Dev：¥3,750 フル：¥8,300	コラボ：¥750 Dev：¥5,250 フル：¥13,600
主な対象	個人・初心者	小規模チーム	中規模以上の組織	大企業・高度な運用
主な機能	バージョン履歴30日、REST API対応、チーム管理不可	ファイル共有、UIキット、API・プラグイン対応	SSO、ライブラリ管理、ゲストアクセス制御	SCIM、EUデータホスティング、分析API対応

スターター

スタータープランは、完全無料で利用できる個人ユーザー向けのプランです。共有ファイル数や機能に制限があるものの、Figma製品の基本的な操作を試すには十分な内容となっています。以下のような人におすすめのプランです。

• 個人プロジェクトの簡易なデザインやプレゼン作成
• FigJamやSlidesの機能を試したいユーザー
• Figmaを体験してみたい初心者

プロフェッショナル

プロフェッショナルプランは、小規模チームやフリーランスが共同でデザイン作業を進めるために最適です。チームでのコラボレーションを前提にしたファイル管理や、Devモードを活用した開発者との連携が可能です。以下の用途におすすめです。

• 1つのチームでファイル・プロジェクトを集中管理
• UIデザインと開発工程の一体化
• REST APIやプラグイン連携の活用

ビジネス

Figmaのビジネスプランは、複数チームが関わるような中規模以上の組織に適したプランです。アクセス管理やセキュリティ機能が強化されており、企業レベルの業務にも対応します。主な用途は以下の通りです。

• チームとアセット、ライブラリ、ワークフローの一元管理
• シングルサインオン（SSO）やゲストアクセス制御の活用
• チームをまたいだ組織的なデザイン業務

エンタープライズ

エンタープライズプランは、セキュリティとスケーラビリティを重視する大企業向けの最上位プランです。高度な権限管理やデータホスティング、Library Analyticsなど、Figmaのあらゆる機能を網羅しています。以下のような機能も搭載しています。

• エンタープライズ規模での製品・ブランド管理
• SCIM連携、EUデータホスティング対応
• 高度なデザインシステムとレポーティング

Figmaの無料プランと有料プランの違い

Figmaの無料プラン（スターター）と有料プラン（プロフェッショナル以上）では、利用可能な機能と共同作業の自由度に大きな差があります。具体的な差は、以下の通りです。

• 無料プラン：編集権限のあるユーザー数やバージョン履歴の保持期間に制限があり、主に個人利用向け。
• 有料プラン：DevモードやSSO、API連携、ライブラリ管理などのビジネス機能が利用可能となり、チーム全体でのスムーズな作業を実現可能。特にフルシートを利用することで、デザイン・開発・プレゼンテーションまでを1つのワークスペースで統合管理できる点が大きな強み。

Figma料金プランの選び方

Figmaには、個人から大企業まで対応できる4つの料金プランがあります。ビジネスでの利用を検討する際は、チームの規模・業務の複雑さ・必要な管理機能を基準にプランを選ぶことが重要です。以下に、ビジネス規模別におすすめのプランを紹介します。

• 小規模チーム（1〜10人）
• 中規模チーム（10〜50人）
• 大規模組織・エンタープライズ

小規模チーム（1〜10人）

1つのプロジェクトを少人数で進めている場合は、「プロフェッショナルプラン」が適しています。UIデザインやプロトタイピングに必要な基本機能が揃っており、共同編集や開発者との連携にも対応しています。ただし、チーム管理やセキュリティ機能は制限されているため、組織的な運用が必要な場合は不向きです。

中規模チーム（10〜50人）

複数のプロジェクトを横断して進めるようなチームには、「ビジネスプラン」がおすすめです。SSOやチームのアクセス制御など、組織での利用に欠かせない機能が揃っています。企業でFigmaを導入する際、標準プランとして選ばれることが多いのがこのプランです。

大規模組織・エンタープライズ

大人数での運用や、高いセキュリティ要件・ガバナンスが求められる場合は、「エンタープライズプラン」が最適です。数百人規模の開発・デザイン体制をもつ企業や、グローバル展開をしている会社に向いています。

最適なプランを選ぶ際には、チームの現在の規模だけでなく、今後の成長まで視野に入れて選ぶことがポイントです。料金コストだけで判断せず、「どの機能が将来的に必要になるか」をあらかじめ整理しておきましょう。

Figmaの料金支払い方法は？

Figmaの料金支払い方法には、以下のものが挙げられます。³

• クレジットカード
• デビットカード
• SEPAデビット（欧州ユーザー向け）

一方、以下の支払い方法には対応していないため、注意が必要です。

• PayPal
• ACH（米国の自動口座振替）
• 銀行送金

Figmaでは以下の通貨で支払いが可能です。

• 日本円（JPY）
• 米ドル（USD）
• 英ポンド（GBP）
• カナダドル（CAD）
• ユーロ（EUR）

Figma料金支払いは日本円にも対応！でもコストを抑えたいならWise

Figmaでは、日本円（JPY）での支払いにも対応しています。これにより、日本のクレジットカードを使用した支払いでも、海外事務手数料がかからないケースも存在します。ただし注意したいのは、海外SaaSにおける支払い通貨は、初期設定で米ドル（USD）になっているケースがあることです。通貨の切り替えには手続きが必要なこともあります。

支払い通貨が米ドルなど外貨のままの場合、日本のカードで支払うことで、銀行が設定した為替レートが適用され、海外事務手数料も発生してしまうので注意が必要です。この点「海外SaaSの支払いコストを抑えたい」「外貨決済にも備えたい」と考えているのであれば、Wiseの活用がおすすめです。

Wiseデビットカードで支払うことで、以下のようなメリットを享受できます。

1. 両替手数料が圧倒的に安い
2. 透明性の高い為替レートで安心

Wiseでは、日本円から米ドルへの両替に0.61%の手数料しかかかりません。さらに、リアルタイムの為替レート（ミッドマーケットレート）が使われているため、為替による影響を最小限に抑えられます。2〜3％の海外事務手数料がかかる通常のクレジットカードよりも、圧倒的にコストを抑えられる仕組みです。

Wiseデビットカードに加えて、Wiseのアカウント活用でさらに利便性が増します。

• マルチカレンシー口座で複数の通貨に対応
• 主要通貨の現地口座情報を取得可能
• 月額料金・維持費は無料
• 海外送金も簡単でお得

◼️マルチカレンシー口座で複数の通貨に対応

Wiseの口座を使えば、40通貨以上を1つのアカウントで保有・両替できます。例えば、事前に為替が安いタイミングでドルに両替しておけば、外貨決済をさらにお得に済ませることが可能です。

◼️主要通貨の現地口座情報を取得可能

アメリカの銀行口座情報（ACH）も取得できるため、海外クライアントからの受け取りや請求にも活用できます。

◼️月額料金・維持費は無料

個人事業主や法人向けのWiseビジネスアカウントも無料で利用可能です。Figmaだけでなく、他の海外SaaSツールの支払いにも活用できます。

◼️海外送金も簡単でお得

実際の為替レートと格安の手数料で海外送金が可能です。

これらのことからFigmaのなどの海外SaaSを利用する際は、Wiseが非常におすすめです。特に、毎月サブスクリプション費用を外貨で支払っている企業や個人事業主にとっては、手数料を抑えてスマートに決済できる最適な手段といえるでしょう。

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Figma・Marvel・Canvaの料金比較

Figmaとよく比較されるMarvel・Canvaとの料金比較は以下の通りです。⁴⁺⁵

	Figma	Marvel	Canva
無料プラン	あり	あり	あり
有料プラン料金（個人）	¥450〜/月（年払い）	$12/月（年払い）	¥11,800/年
有料プラン料金（チーム）	¥3,750〜/月（年払い）	$42/月（年払い）	¥15,000/年（3人〜）
主な特徴	プロトタイピング＋開発連携、複数人リアルタイム編集、Dev Mode	直感的なUI、チーム向け基本機能、ブランド削除機能	テンプレート豊富、AI生成、SNS投稿特化、チーム管理可

料金や特徴から、それぞれ以下のようなユーザーにおすすめです。

1. Figma：開発や設計チーム向けの高機能デザインツール。リアルタイム編集やDev Modeにより、UI/UXデザイナーやエンジニア、PMの協業に最適。
2. Marvel：操作がシンプルで学習コストが低く、個人や小規模チームにおすすめ。学生やスタートアップの初期プロトタイプ向け。
3. Canva：テンプレートやAI機能が豊富で、SNS投稿や資料作成などに強みがある。ノンデザイナーでも扱いやすく、広報やEC運営者にぴったり。

まとめ

Figmaは、個人のデザイナーから企業チームまで幅広く使えるデザインツールです。無料でも基本的な機能は十分ですが、チーム利用や開発連携を視野に入れるなら有料プランの検討が必要になるでしょう。Figmaのような海外SaaSの支払いは、初期設定で米ドル（USD）になっていることがあるので注意が必要です。

一方この点、Wiseを活用すれば為替手数料を抑えられ、コスト面を節約できます。海外SaaSをよく利用するのであれば、このような手数料にも注意したいですね！

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Figmaの料金に関するよくある質問

Figmaの有料と無料の違いは何ですか？

無料プランでは、作成できるプロジェクト数やファイル数に制限があり、バージョン履歴も30日間のみ保存されます。​有料プランでは、これらの制限が解除され、無制限のプロジェクト作成や無制限のバージョン履歴保存が可能です。

Figmaの欠点は何ですか？

Figmaの主な欠点として、オフラインでの使用が制限されている点や、高度な画像編集機能が不足している点が挙げられます。

Figmaの料金はいくらですか？

Figmaの有料プランは、プロフェッショナルプランが月額約3,000円、ビジネスプランが月額約8,300円、エンタープライズプランが月額約13,600円です。

Figmaの有料プランでできることは？

有料プランでは、無制限のプロジェクト作成、無制限のバージョン履歴保存、チームライブラリの利用、プライベートプロジェクトの作成などが可能です。

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ソース

1. Figma
2. プランと料金 | Figma
3. 支払いおよび請求書の詳細を閲覧し管理する | Figma Learn
4. プランと料金 | Marvel
5. プランと料金 | Canva